子育て想造工務店 松雄建設株式会社

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建築用の土地って大切ですね。

2013.02.25 Monday

コンスタントに新築のご依頼を頂くと、
土地にまつわる注意事項が多いことに気づきます。
土地にはいろいろな法律の規制がかかっていて、
その規制は地域によって掛る多さも、厳しさは異なります。
同じ土地の大きさでも地域が違えば建てることの出来る大きさも違いますし、
大きさだけでなく、高さにも、境界までとの距離も異なります。
その他、素材、強さ、仕様の規制の京都は外壁の色まで規制がある場所があります。
そう考えると…家づくりは、
今から建てる家のことだけを気にしたらいい訳ではない、ってことになりますよね。
例えば・・・
今、家が建っているのに建て替えが出来ない!なんて土地があるんです。
それは・・・


皆さんは市街化調整区域って聞いたことありませんか?
松雄建設の近くにも今住宅地なのにそんな地域があり、
『あそこの土地で建築したいのですが、どうですか?』って
他の場所より価格が安いので問い合わせも頻繁にあります。
この土地はすんなり建てれますよって訳には行かず、
建っているという事実(既存宅地)を有効にすれば建替えることが出来る可能性はありますが、
これをするには、解体前が肝心だったりします。
また、道路として公然と使っている家の前の道路が実は、道路認定されていなかったり・・・。
これは結構大変です。役所に交渉に行くのですが・・・残念ながら再建築不可な場合もあります。
これらの事例は極端で稀な実例ですが、
京都なら景観法や風致地区が多くあり、
これは、外観の色や素材などが制限されています。
防火地域や準防火地域なども今からは注意がより必要になっていきます。
実は昨年にサッシュメーカー大手5社の耐火サッシュが認定不足が発覚し、
この夏頃から発売される耐火サッシュは以前の2倍くらいの価格になるそうです。
これによって建築費用もかさむ場合があり、
その土地や地域によって建築費にも差が出るのは当然です。
その他、建築基準法や民法など沢山な法規制をクリアしながら建てていきます。
この複雑な土地と建物の関係は建築専門の工務店でも難しく、
改正を含めて日々勉強して建築の計画をしています。
土地の情報は、確かに不動産専門会社の方が多いのだとは思います。
『この土地には本当に私たちの夢の家は建つのだろうか?』
『暮らしやすくて、明るくて、風通のいい部屋、間取りはできるの?』
でも、せっかく建てる一世一代の家づくりは失敗したくないですよね。
先ず土地からも大切ですが、
せめて土地に目星をつけたら同時に、
暮らしやすい環境や家つくりを一緒に考えることができて、
土地選びからプロとしてのアドバイスをしてい頂ける工務店を探すことも考えては如何でしょう
夢を実現し失敗しない家づくりの為に土地探しから工務店に相談は大切だと思いますよ