子育て想造工務店 松雄建設株式会社

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京都産木材の出荷元の森林を訪ねてきました。

2014.08.02 Saturday

『NPO法人京都くらし方研究会』の事業に参加してきました。
場所は京都府南丹市日吉町
夏休みの子どもたちと一緒に学べる機会として
たくさんの親子の皆さんと山に入って行きました。
切り開かれた山道を進んで、作業中の現場へ
樹齢約50年の木々が立っていました。
  日吉03   日吉02
ここの木々は主に杉と桧ですが、実は
日本の整備されている人の手が植えて育った人工林は殆どが杉と桧なんです。
それでは、この2本の丸太はどちらかが杉で、もう一本が桧ですが、分かりますか?
       日吉01
左の中心辺りが赤いのが杉で、右の丸太が桧です。
見分け方は切り口を見ればわかりやすいのですが、葉や表面の川の形状や色でも判断できます。
下の写真は中央の参道を隔てて、
右はうっそうとしていて暗く、
左は日が差し込んで明るいのがわかると思います。
     日吉05
左はいい木を良好に伸ばすために、枝を払い、間伐して、手を入れているからです。
そうするることにより、
木の足元まで日が差し込み⇒草花が根を張り⇒土がしっかりし⇒木々が成長するという
良いサイクルが生まれてくるんです。
まつゆうも、新築やさしい家には京都産の桧を柱に、杉を枠材や床板などに採用しています。
その木材の源を改めて見せていただけて、大変勉強に成りました。
お世話になった日吉森林組合は、手入れや伐採する必要な費用を明確にすることにより、
山の地主といい関係を築いているそうです。
そこから生産されている木を、
今度は工務店とお施主様ともいい関係を築きいて生かして行きたいと思います。
午後からは、林業をテーマに地域を再生し『ニシアワー』というブランドを作り上げた、
岡山県、西粟倉村の森の学校から牧先生にお越し頂いて、講演をお聞きしました。
日吉04
50年、100年というスパンで森を育てていく構想の中で、
世代や地域を越えて未来を創造できるようにイメージを共有し、
林業から人と産業を生み出す工夫を考えられたそうです。
共感するところの多いお話を聞かせて頂きました。
京都・向日市 子育て想造工務店~まつゆう~
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