無垢板を張るとき。
2019.07.08 Monday
皆さんこんにちは。
梅雨に入りじめじめしてきましたね。
先日に打ち合わせで行くと、
ちょうど大工さんが床板を張り始めるところでした。
この時の無垢板はオーク材を使いヘリンボーン。
ヘリンボーンとは魚を開いた時の骨の形を表していて、技量と根気のいる貼り方です。
弊社が建てる住宅の多くは無垢の板採用して頂いています。
無垢板は肌触りや質感も素敵で、
湿気を吸放出し湿度をコントロールすることで、室内環境を良い状態にしてくれますが、
その反面、無垢板が伸び縮みするので、施工する時に微調整をしながら貼っていきます。
特に広葉樹の板は針葉樹の板に比べて硬く、
伸びた時に床板を持ち上げてしまうので、上手く調整することが必要です。
下の写真では、薄い板を挟み目ないほどの隙間を開けてながら貼っています。
板の材種、板の硬さ、幅や大きさ、気候や湿度などを判断して貼り方を決めます。
無垢のフローロングは幅100㎜前後と狭く、
本当に一枚一枚丁寧に貼るので多くの時間が必要です。
大工さんが職人技で貼ってくれた床は、本当に気持ち良いです。
長く住み継続けて欲しいからこそ、いい材料を一枚一枚丁寧に仕上げて頂いています。
さて、冒頭で紹介したヘリンボーは
1週間後に行くと全て貼られてすでに養生の下で隙間から見れるだけでした。
素敵に張れているのを見ることができる9月が楽しみです。
見てみたいと思っていただいた方はイベントをチェックしておいて下さい。
@京都・向日市 子育て想造工務店 まつゆう
自然素材で健康的に永く暮らせる家づくり
向日市・長岡京市・大山崎・京都市・西京区