浴室基礎部分の断熱は?
2024.12.10 Tuesday
皆さんこんにちは。
温かさも冷たさも守る、快適な家へのコーディネーター松田です。
下の写真は弊社が先日上棟した現場の上棟前の準備の風景です。
基礎の上に土台や大引きを敷き、その間に断熱材を充填していきます。
弊社の長期優良住宅仕様の場合、
床下に充填する断熱材はスタイロエースⅡの65ミリ厚みです。
熱伝導率は0.028W/(m・K)です。
この上に24㎜の構造用合板と仕上げのレッドパインの無垢のフローリングです。
20525年からはミラフォームラムダの導入も検討しています。
床下の断熱がしっかりすると床下の空間と遮断され
無垢の床板の保温性があがり足裏の寒さがなくなります。
また、上の写真の下部に浴室が写っています。
その基礎部分も床下の熱が伝わりにくいように断熱材を貼付けて防いでいます。
上棟後の浴室部分です。
床下から浴室の下部を点検できるように換気口(白い部分)があります。
断熱材でしっかり密封しながら開口を開けて点検できるようになっています。
この点検口。意外と使っている工務店さんが少ないようです。
そして、お風呂への水やお雄、排水管の貫通部分も
床下から浴室の空間に冷たい空気が漏れないように、
断熱の性質を持つウレタンの充填剤を注入しています。
断熱と同時に、人が暮らす部分と外部との隙間も遮断しないと
隙間風が侵入してきたらせっかくの断熱が台無しです。
断熱と同時に、気密(隙間塞ぎ)は大切な作業です。
@子育て想造工務店まつゆう
京都向日市で60年。信頼と信用をいただき続けています。
まつゆうのやさしい家Basicは追加費用をいただかない簡易気密(C値=1.5~1.8)
因みにこのお家は断熱等級5のUA値は0.51。