気流止め。家の保温に大切です。
2024.12.17 Tuesday
皆さんこんにちは。
今日も最低気温が5℃、最高でも11℃と到来です。
先週の土曜日に西山を見ると稜線付近が白くなっていました。
今の冬初めての積雪で、紅葉と雪を同時にみれのも珍しいことだ思います。
さて今日は気流の話です。
今弊社では亀岡でリノベーションを施工しています。
リフォームやリノベーションでは断熱工事をしませんかとに提案しますし、
最近ではお客様から断熱リフォームをご要望される方も増えています。
断熱は床や壁天井をめくってしまえれば幅広く提案できるのですが、
実際の方法はその家の現状を調査して最も効率の良い方法を探り提案します。
また、同時に気密方法や気流を止めることを考えます。
下の写真の様に2005年ころ以前の建物は床下の構造が根太を用いていたので、
その根太の厚み(45㎜)の分だけ隙間があります。
外部で風が吹くと床下に冷たい空気が侵入し、
その床下の冷たい空気が根太に隙間から壁の中を駆け上がり
1階の天井裏⇒2階の壁中⇒天井裏へと通っていきます。
床下と壁の写真ですが、青い矢印の経路で抜けていきます。
この壁に入った冷たい空気は巾木と床の間やコンセントの穴などから部屋に入ってくるので部屋の中が冷たくなります。
私たちがリフォームを請け負った場合、
床や壁を解体する工事があれば、弊社の考えをお伝えし塞ぐようにしています。
この作業は本当に簡単で費用的にも少ないのに、今まで工務店の人が気づかなかった盲点です。
築25年の根太工法のわが家も床下の隙間を塞いだおかげで寒さが和らぎました。
これからのお家は当たり前の対処ですが、まだまだ知らない知らない作りても多いので、
断熱リフォームに興味のある方はお聞きください。
@京都向日市 子育て想造工務店 まつゆう 松田貴雄