古民家の土壁(荒壁)と羊毛断熱材。
2024.12.25 Wednesday
皆さま メリークリスマス!
皆さんはクリスマスらしいことはされましたか?
私はチキンはたべました。骨付きのをかぶりつきです。
プレゼントは笑顔をもらえたことですね。
・亀岡市のリノベーションを点検に
今日は亀岡市で施工中の古民家のリノベーションの現場に行ってきました。
インスペクション診断した専務が担当してくれているので頻繁にはいかないのですが、時々施工中の様子や断熱や気密の状態を点検に行くようにしています。
亀岡は寒い!と大工や監督が話していて、確かに風もあり冷えています。
今はサッシの交換や外部の焼き板の施工をしているので、少しでもお日様が温めてくれることを願ってきました。
・断熱材は羊毛断熱材
サッシを交換し、外部仕舞を終えたところから断熱材を入れていました。
真壁の土壁があるところと、無いところで異なる断熱材を使うのですが、
新規の無いところは羊毛断熱材のサーモウールを充填していました。
サーモウールは断熱力はもちろんもあるのですが、
調質効果や消臭効果、防音効果もあります。
実は荒壁も調湿効果や消臭効果があるので意外と保温します。
サーモウールは荒壁と同じような性質があるので日本の気候にとって良いと思っています。
荒壁も断熱効果もあるのですが、すき間が出来やすくて寒いイメージがあります。
今回は、荒壁の隙間を無くした上で、相性も考えながら断熱材も選んでいます。
冷える亀岡市で少しでも暖かく暮らして貰えることができればと思います。
@京都・向日市 松雄建設株式会社 松田貴雄