断熱材の活躍と種類
2025.01.10 Friday
皆さんこんにちは。
断熱オタク見習いの松田です。
先日、断熱屋さんと話をしていた時のことです。
断熱材は厚いことが強化されているイメージですが、厚み12ミリなのに効果が高い断熱材があることが話題になりました。
例えば、LIXILさんが出されている「真空断熱材」を組み込んだ断熱パネルです。
真空空間は空気の分子が存在しないため熱伝導はほとんどゼロとなり、熱が伝わりにくい性質があり、
その性質を利用して12㎜なのにグラスウール16kgの210㎜あの厚みと同じくらいの効果があるそうです。
断熱パネルが薄いので、今の壁の内側にパネルを張り付けて施工するなど1部屋だけ強化するような断熱リフォームに向いているかと思います。
しかし、部屋の大きさを計りパネルを注文しなければならないことや、思ったよりコストがかかること等注意点もあります。
また、その真空断熱の仕組みを利用しているのが冷蔵庫です。
最近の冷蔵庫は大きさはそれほど変わらないのに、冷蔵庫内の内容量は広がっています。
薄くても冷気を閉じ込める技術が発達しているからで、真空断熱の技術を使うなどの断熱材の進化のたまものです。
住宅用の断熱材も進化しています。
整理できたらまたご紹介したいと思います。
@子育て想造工務店 まつゆう 松田貴雄