施工日誌
2021年2月13日
建起こし壁落下・・・
私が建築業界に入った約30年前には建起こしと言う工法が多く採用されていました。
間口が狭い京都において隣家との距離を少しでも狭くとって家を広くするには必要な工法でした
中央あたりで壁をあらかじめ完成させて、最後に移動させて隣家まで接近するくらい移動させます
この工法の欠点はメンテナンスが出来ない事・・・
隣家が解体した時に敷地を借りて補修する他ありません
今回40年以前と思われる建て起こし壁が地震か台風の影響か剥離して落下しました。
とは言え・・・
入って行けないくらい隙間が無いのが建て起こし
応急に近い方法ですがシート掛けで良いと言われるので
施工してきました。
この様な仕事をする分野が無いので、監督と私の二人で
色々考えながら作業した結果、なかなか綺麗に仕上がり
お施主様にも感謝して頂きました。
@さだ