2025年6月11日
☆向日市で注文住宅を建てるための5+5のポイント☆
皆さんこんにちは。
先日お話しした通り3月ころから注文住宅の問い合わせが増えてきました。
相談していただく方はやはり向日市と乙訓地域を含めた近隣の方から多くいただいています。
いろいろなご家族が向日市で快適に暮らすために、これまで培ってきた知識や経験を活かしてアドバイスできればと思います。
そこで、向日市で弊社が60年、私も30年以上家づくりににかかわってきたからこそ感じていることも含めて、向日市で注文住宅を建てるときに失敗しないためのポイントをお伝えしたいと思います。
京都の子育て想造工務店の代表として家を建てる方にお伝えしたいポイント5つ
✅ 1. ライフスタイルの将来設計を反映する
今の生活だけでなく、10年後・20年後の暮らしを想定しましょう。
子どもの成長や親との同居、老後 の生活など、将来の変化を見据えた間取りや動線が大切です。
しかし、悩んだときはこれから10年間を重視すことをお勧めします。
先ず、今からが使い易くなければ楽しくありません。
✅ 2. 断熱・気密性能は費用とバランスを取りながらも最低以上を確保
長く住む家だからこそ、**断熱等級や気密性能を確認してください。
性能を上げるとコストにも影響しますが、家の中が寒いとかはがんがえれません。
もちろん、快適もアップしますしと光熱費に直結します。
コストと相談しながらちょうど良い性能を相談できることが大切です。
✅ 3. 予算には“見えないコスト”も含めて管理
本体工事以外にかかる付帯工事費・外構費・登記・ローン諸費用・火災保険などが必要です。
家づくりにかかる総額でいくらになるかを把握することが大事です。
総額試算表を作ってもらってください。家づくりのコストもコントロールが大切です。
✅ 4. 工務店や設計コーディネーターとの“相性と信頼関係”を大切にちょうどいい家を目指す。
どんなに評判い会社でも、相談しやすく、話を聞いてくれる相手かどうかが最重要。
価値観が合って、必要と思うことを優先順位で判断しながら相談できる相手を選んでください。
設計~打合せの時だけでなく、お引き渡し後も永く付き合えるかで満足度が変わります。
✅ 5. 「家づくりの目的」を常に忘れない「好きなこと・自分たちに必要なことを優先に」
なんのために家を建てるのか”という軸を持ちましょう。
また、自分たち家族が大切にしていることや身近にあることは離さないように。
デザインや性能に目移りしても、「家族の幸せな暮らし」が最終目標です。
さて、冒頭で書いた、向日市で建てるならどんなポイントがあるかということですが、
ポイントを上 げる前に向日市の土地や地域の特色を考えてみたいと思います。
- 西日本で1番狭い市である(東西2km・南北4kmと狭い)
- 使用できる駅が5カ所存在している(阪急が洛西口・西向日・東向日とJRが桂川と向日町)(桂川と洛西口はぎりぎり京都市西京区にあります)
- 西側は丘陵地で坂があるが、地盤的には安定している
- 土地の区画は狭い(100㎡以下が大半)
- 小さな土地でも60/100の第1種低層住居地域と厳しい地域がある。
- 防火地域や準防火地域が少ない
- 京都市や長岡京市にくらべて外壁などの色の制限が少ない
- 西山からの風が建物や暮らす人への影響がある
- 阪急沿線の東向日から洛西口までのあたりの低地にあたるエリアは過去に浸水被害があった。
- その他

向日市で建てるなら考慮したい5つのポイント
✅ 1. 土地選びは工務店と一緒に。
向日市はどの場所でも駅に近く大阪にも京都にも通えるので、土地価格は高止まりしています。
駅近くでは100万円/坪で離れていても70万円/坪以上で25坪の土地は3000万円近くします。
その為に、土地に係る法律(建ぺい率や容積率、高さ制限)やその地域の特性を理解し、
土地と建物の総計も考慮してバランスよく提案できることが必要です。
不動産のことを良く知る工務店と土地探しから一緒に進めることが理想です。
✅ 2. 実物を体験する(モデルハウス・コンセプトハウス・完成見学会)
ホームページやインスタグラムでは伝わりにくい質感やぬくもりを、モデルルームで実際に体感
してから進めてください。実際に行ってみるとその工務店ごとにこだわっている部分もわかり、
また工務店スタッフとも話すと気ごころも知ることができます。
分からないことも解決してから進めるほうが良いと考えます。
プランニングにしっかり時間をかけてくれる相手を探してください。
✅ 3.間取りは動線と収納を重視
LDKは広くとのご要望が多いですが、土地の大きさが限られることが多いので、柔軟に考えて部屋の
大きさもバランスよく割り振りしたいです。
ベランダを無くし洗面所を有効的に使うなど家事動線・生活動線の円滑化を重点に考えます。
部屋は小さめにしてででも、整理しやすいように収納を適所に多めに確保する方が良いでしょう。
片付きやすくすっきりする方が暮らしやすさも向上します。
✅ 4. プライバシーと採光の両立を工夫する
コンパクトな土地が多いので隣家が近く、窓からの視線が気になる環境が多くなります。
高窓やスリット窓を使い、吹き抜けなどを活用して、光を確保しつつ視線を遮る工夫が必要です。
そんな環境でのプラン作りが
✅ 5.向日市は良い街です。
住んでいる私が言うのもおかしいのですが、大きな災害も少なく暮らしやすいです。
都市が小さいところに使える駅も多く、学校もスーパーも比較的近いので便利です。
京都市も近く、ので大きな病院もあります。小学校も集団登校でお子さまは歩いて行ける。
駅近くの土地代が高いのが困りますが、丘陵地は若干お手頃です。
向日市ならではの条例もあるので気を付けてください。
考慮する方が良い事柄や、アドバイスできることはまだまだあります。
向日市での経験のある工務店と良い家づくりができることを願っています。
@京都府向日市・子育て想造工務店 松雄建設株式会社 松田貴雄
