2016年3月29日
京都産の桧柱
新築の木組みは弊社もプレカットで加工しています。
私が木造建築の世界に入った時は、大工さんの手刻みでした。
プレカットに変わっていったのが15年前位でしょうか。
私も若いころは刻み加工を手伝っていました。
手刻みのいい所や技術も沢山ありますが、
プレカットは木材の精度も求められ、仕口のかみ合わせも一定で加工させるので
コストのことも考えるとベストな選択と思っています。
さて今回、和室に真壁仕上げを日ご希望の注文住宅。
舞鶴まで加工前の柱の選別に行ってきました。
日本海沿いの広大な土地に工場はあります。
大工の永田棟梁と約100本の桧材の中から、
新壁の表れる面に出来るだけ節の無い柱を選別して行きます。
節の無い桧材を指定で注文すると1本が20000円とか
凄い金額になってしまします。
弊社の柱は元々が桧の1本物。
多くの柱の中から選りすぐれば、写真のようなほぼ節の無い柱が含まれています。
この方法なら、追加はほぼ掛かりません。
約2時間で選別し番付を書き終わりました。
永田棟梁が撮ってく入れたので、偶には真剣な顔もアップさせて頂きます。
弊社は昨年から1階の間柱や筋交いも桧材を使っています。
桧は強いだけでなく、防虫効果も高いので、防蟻剤を塗らなくて良くなりました。
いい香りに囲まれての作業は心地良かったので、時々足を延ばしてみようと思いました。
@京都・向日市子育て想造工務店 まつゆう
自然素材・無垢を使って健康的に暮せる家づくりをしています。
新築・注文住宅・リフォーム・リノベーション・中古再生・店舗改装まで
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