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社長ブログ

2025年6月19日

向日市の土地の特色ー遺跡調査ー

皆さんこんにちは。
毎食後にウォーキングかストレッチをしている松田です。
時間的に難しい時はあるのですが、せめてスクワットを10~20回でもするように頑張ってます。
夕食後のウォーキングは時間があるときは西向日の大極殿の方まで足を延ばしています。

向日市にある長岡京時代の大極殿跡

794年に京都に都(みやこ)を移す前に長岡京が今の長岡京市と向日市にまたがって都がありました。
およそ10年間だけですが、都があり建物が経っていたので、その時の建物の跡が埋蔵されている可能性があります。そこで、

向日市で家を建てる時は埋蔵文化財の遺跡に掛かる区域にある土地を掘るなどの工事をされる時は、工事に着手する60日前までに向日市教育委員会文教課文化財係へ届ける必要があります。

以前は、向日市全域で届け出義務があったのですが、遺跡が出る可能性のある場所で工事をするときにだけ届け出が義務化されています。
その、届け出が必要な場所は地図で示されています。

この地図では明確でないので、際の場所は確認します。

長岡京遺跡が見つかったらどうなるの?

遺跡が見つかると遺跡調査が始まります。
その費用は基本的には土地の開発事業者の負担です。
金額は一律決まっています。(建築面積×21,000円/㎡ 2025年現在)
30坪くらいの家の場合で約100万円はショックですよね。
確かに向日市では分譲地やマンションが建つ場所では発掘作業がされているのを時々見かけます。

弊社では大きな分譲はないので、私も今までには遺跡調査になった経験はありません。
小規模の場合、木造建築の基礎では30cm位しか掘らないので干渉は滅多にないのだと思います。

向日市で工務店を続けていると埋蔵研究は意識することは必要ですが、
既に住宅地として以前に開発されている所の建て替えで、
木造住宅の工事で発掘に繋がることは稀なことだと思います。

@京都・向日市 子育て想造工務店 松雄建設 松田貴雄

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