2025年2月13日
子育てグリーン化事業が始動
昨年11月から事前情報が発表されていた子育てグリーン住宅支援事業がそろそろ本格的に動き出しそうです。2月7日にサイト上でも情報が更新されました。
また、2024年までの登録着業に継続の案内が届き、まつゆうも早速、登録継続を申告してきました。
この事業は2050年カーボンニュートラルの実現を目指し、省エネ性能の高い住宅の新築を促したり、既存住宅の省エネ改修を支援する制度です。
最近の傾向ですが、特にエネルギー価格の高騰の影響を受けやすい子育て世帯や若者夫婦世帯を対象としている政策となっています。
補助対象と補助額
◎新築住宅
- GX志向型住宅:全ての世帯が対象です。
1戸あたり160万円の補助が受けられます。
この住宅は、断熱等性能等級6以上、再生可能エネルギーを除く一次エネルギー消費量の削減率35%以上、再生可能エネルギーを含む一次エネルギー消費量の削減率100%以上を満たす必要があります。 - 長期優良住宅:子育て世帯または若者夫婦世帯が対象です。
1戸あたり80万円の補助が受けられます。
さらに、従前の住宅を除却する場合は20万円が加算され、合計100万円となります。 - ZEH水準住宅:子育て世帯または若者夫婦世帯が対象で、1戸あたり40万円の補助が受けられます。従前の住宅を除却する場合は20万円が加算され、合計60万円となります。
◎リフォーム
既存住宅の省エネ改修も補助対象です。必須工事として、開口部の断熱改修、躯体の断熱改修、エコ住宅設備の設置があり、これらを組み合わせて実施することで、補助が受けられます。
詳細な情報や最新の更新については、子育てグリーン住宅支援事業の公式サイトをご確認ください。
子育てグリーン住宅支援事業(リフォーム)補助金の詳細
リフォームに関する補助金の対象工事と補助額を、以下の表で詳しく説明します。
🔹補助対象となるリフォーム工事
リフォーム補助金は、省エネ性能の向上を目的とした必須工事を行うことが条件となります。また、追加でバリアフリー改修や子育て対応改修なども補助対象となります。
工事区分 | 工事内容の例 | 補助額(上限あり) |
---|---|---|
必須工事(いずれか必須) | ||
開口部の断熱改修 | 窓・ドアの断熱改修(ガラス交換・内窓設置など) | 最大84,000円/か所 |
躯体の断熱改修 | 外壁、屋根、天井、床の断熱材補強 | 最大151,000円/戸 |
エコ住宅設備の設置 | 高断熱浴槽・高効率給湯器・節水トイレなど | 最大71,000円/戸 |
任意工事(補助対象になる場合あり) | ||
バリアフリー改修 | 手すりの設置、段差解消、廊下幅拡張など | 最大30,000円/戸 |
子育て対応改修 | 室内物干し設置、キッチン対面化など | 最大28,000円/戸 |
防災性向上改修 | 耐震補強、窓ガラスの飛散防止フィルム貼りなど | 最大64,000円/戸 |
空気環境改善 | 換気システムの設置 | 最大41,000円/戸 |
🔹補助額の上限
リフォームの補助額は、実施する工事の内容と種類によって決まります。
補助タイプ | 適用条件 | 補助上限額 |
---|---|---|
Sタイプ | 必須工事3種類すべてを実施する場合 | 最大60万円/戸 |
Aタイプ | 必須工事のうち2種類を実施する場合 | 最大40万円/戸 |
Bタイプ | 必須工事1種類のみを実施する場合(補助額に応じる) | 最大30万円/戸 |
- 子育て世帯(18歳未満の子供がいる)または若者夫婦世帯(夫婦どちらかが39歳以下)の場合、補助額が最大限適用される
- それ以外の世帯は、補助額の半分程度が適用される場合あり
🔹対象期間
- 工事の着手日:2024年11月22日以降
- 交付申請期限:予算がなくなり次第終了(最長2025年12月31日まで)
以上がH除菌の概略です。
今年は例年に比べると補助金の額も下がり手厚さが下がってきています。
しかし、省エネや快適なお家に暮らしたい方にはお得なので、利用していただきたいと思います。
@京都・向日市 子育て創造工務店 まつゆう 松田貴雄