社長ブログ

皆さんこんちは。
今日は向日市の寺戸町でまだ工事中の現場をみてもらう構造見学会をしていました。
進行中の打合せをしながら、現場へ説明にも行ってきました。

何故途中を見てもらうのか？

最近、スイーツなどを買いに行ったりすると、作っている様子をガラス越しに見れるお店が増えたと思います。
LIVE感が食欲をかき立てたり、職人の技を見ていると購買意欲が出てきたりもあると思いますが、良いものを作っているなら工程も見てほしいと思うからで、
私たちが工事の途中を見ていただくのも、途中の工程の中にもも見てほしい工夫があるからです。

例えば浴室下の断熱の必要作業！

この写真は何を見てほしいの？って思うかもしれませんが、断熱や気密に対する大切な部分が移っています。
浴室が設置される場所ですが、基礎の表面に貼ったスタイロホームという青い板状の断熱材とその上下の隙間も塞いで床下の冷気を浴室スペースに伝わらないようにしています。
浴室は寒くない！がこれからの常識です。それを可能にしている作業で、システムバスが設置されると見えなくなる工夫です。

完成したら見れなくなるこだわり素材

①壁の断熱材　羊毛断熱材サーモウールスタンダードF 小さな隙間まで充填
②屋根の断熱　水から作るアクアフォーム　気密性も高いです
③床下の断熱　スタイロエースⅡ100ミリ厚
④窓の断熱サッシ　樹脂サッシペアガラスLOW-E
⑤浴室や玄関の基礎立ち上がり断熱
⑥気流止めのあらゆる場所への隙間塞ぎ
⑦桧柱や桧土台・筋交いと間柱も桧で防蟻剤を使わずシロアリ排除
⑧外壁の気密性を助け、耐震性と防火性をアップするEXハイパー
主なところを上げましたが、完成すると全て見えなくなります。

工事の途中を見ていただくにはタイミングが難しく、建築途中の見学会は年間に1回くらいしか開催できません。
また、タイミングが合えば見ていただける機会を作りたいと思います。

＠京都府向日市の地域密着工務店　松雄建設株式会社　松田貴雄