2025年4月18日
EV車と住宅
皆さんこんにちは。
暑くなり腕まくりがちょうど良くなった松田です。
注文住宅の打合せの時に、将来的にEV車を購入した場合の考察が増えてきました。
どんな準備ができるのかを考えてみます。
panasonicの担当さんに来ていただいてEV車の購入前と購入した時のシュミレーションしてみました
EVコンセントと配線の違い

現在住宅用のEV配線やコンセントには大きく分けて、3kwと6kwの充電設備があります。
3Kw対応のコンセントは定価で5,000円ですが、6kw対応の充電設備は大まか25万円位が必要です。
EVバッテリーどれくらいの時間で充電できる?

因みに3kwのコンセントで充電した場合10時間かけて約30kwくらいの充電化可能です。
近隣を走るくらいは足りる量ですが、近年の中型・大型車は満タンで40~60Kwが多く、90Kwの車種さえ発売されているので、旅行など遠方に出かけて空になると、3KWのコンセントでは一晩で満タンまで回復しません。
充電に必要な配線の種類と充電設備

また、それぞれの性能の違う充電器に対する配線の種類(能力)も考える必要があります。
新築時に6kwの配線と充電設備を設置するのが備えとしては良いのですが、将来的な備えのために大きな費用は思い切るのも難しいでしょう。
将来、EV車を購入することに備えるために
判断のためには、EV車の使い方を想像する必要があります。
・平日は乗るのか?
・通勤につかうなら会社への距離は?
・空になった時には一晩で全回復は必要か? などです。
その将来的の使い方の判断で、配線と機器の選び方は変わり、大きく分けて3つのパターンが用意できました。
このEV車想定の選択は間違えないように選んでいただきたいと思います。
@京都向日市子育て想造工務店 まつゆう