お気に入りの古民家で暮らすためのリノベーション
種別 | リノベーション |
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所在地 | 京都府京丹波市 |
竣工年 | 2024年4月 |
種別 | リノベーション |
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所在地 | 京都府京丹波市 |
竣工年 | 2024年4月 |
自然豊かな地域で子育てしながら暮らしたい、そんなご要望を頂き古民家調査へ向かいました。
以前、奥様のご実家のお家のリノベーションを担当したのがきっかけで、ちょうどメンテナンスに伺ってきた時に、古民家で暮らす計画を話して頂きました。
すでにご主人の友人が古民家改修を得意とする設計士で簡単な提案もされていたそうでしたが、ご予算や弊社の提案を採用していただき、工事を任せて頂ける事になりました。
場所は京丹後市、前には渓流があり裏は山と言う自然豊かな中にある古民家でした。
古民家ならではの課題でもあり、ご要望の1番が断熱化。もともと古民家は風通しが良い事で湿気や暑さに対応している建物です。
古民家の風合いは残したままで家の断熱性能をいかに向上させるかが課題でした。
大きな窓を開放感を残すようにYKKの樹脂サッシに交換。大きなサッシは費用が必要ですが、高性能窓リノベの補助金を用いて対応できました。
床下は全て撤去して傾いていた床を平行に組みなおしし、高性能のグラスウールを敷き詰めました。
室内建具は現状の物を出来るだけ使用して、足りない箇所は古建具を購入して設置。全体の風合いを合わせました。
室内壁も現状使用できる壁はそのまま風合いを活かし、クロスを少なく塗り壁を多く採用しました。
給排水配管、電気配線は全て変えれる個所は変えて将来を見越した工事をしました。
予算や古民家らしさを残す省エネ、耐震共に高性能とは言えないかもしれんせんが、仕上がりにや生活のしやすいお家には満足して頂いていると思います。
1年過ぎたころ寒さや暑さがどうだったか聞きに立ち寄りたいと思います。
広いLDKに広々使えるオープンキッチン、家族みんなと向き合えて作業できるのが嬉しい。
古民家にある田の地の和室2室を1つの空間にしてLDKになりました。
床の間のある和室は風合いを生かして局麻として再構築。
以前のキッチンがあった土間は床を上げて、洗面脱衣・浴室とトイレに配置換え
和室から縁側を見る。広い縁側から庭が見える
窓は全て入れ替え
断熱を強化するために高性能な樹脂サッシに
外部にあったトイレを室内に。
洗面洗濯脱衣室は古民家のイメージにデザイン。
乾太くんを収納できるようにした造作洗面家具を製作
屋根や外壁が良い状態だったので、断熱対策のサッシの交換とメンテナンスだけで済みました。