子育て想造工務店 松雄建設株式会社

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貪欲に吸収②

2008.05.23 Friday

『やさしい家』
構造が木造である事だけでなく、
そして日本特有の文化を感じ、心を癒してくれる素材として
『木材』を恒に見つめていこうと思っています。
当社の現場で修行し約15年前に巣立った大工に会ってきました。
彼は昼間に現場を収め、夜に加工し、未だに手キザミにこだわる。
30を超えて結婚をしても、賃金無しで数奇屋を学びに入ったり・・・。
本当の職人です。
建築の現場で木材と向き合い、寝る間を惜しんで自分の腕を磨いてきた彼は年下ですが尊敬もしています。
私も当社の製品も完成品を求め続けるなかで、
その道を極めようとしている者と出会うことは、知識もエネルギーも貰えることが多いのです。
極めるという事とお客様の要望は必ずしも一致しない。
その事で自分の道も迷う事も多いと話していました。
迷って、研究して、修練して結果を出すプロとして住まいを提供する。
一生この繰り返しなのでしょう。
会って食事をしながら4時間。
建築談義に熱が入ればあっという間でした。