子育て想造工務店 松雄建設株式会社

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カテゴリー:社長ブログ

私の家実験的断熱化DIYの報告

2024.02.24 Saturday

皆さんこんにちは。
寒い日が続きますね。

松雄建設代表の松田です。

私の家は25年前に建てているので、
今のやさしい家ほどの性能はありません。
なので、冬は寒さを感じます。

そこで、この数年前から、自分で断熱化を進めています。
これからの課題を自分に家で試す良い機会です。

先ずはインプラスを設置し、内窓設置で大きく変わったのですが、
まだまだ、セルフ断熱化をしています。
昨年末は、私の部屋とLDKを断熱化DIYしてみました。
部屋にある2つある窓のうち、隣が迫っている西向きの窓を断熱材で塞いでみました。
明るさは南向きの引き違いの窓から光は入るので、6畳の部屋は十分明るく感じています。
その南の窓にインプラスを装着したので、
冬の朝に小さなセラミックヒーターで躊躇なく起きれるくらいに十分な暖かさになりました。
次は天井裏の断熱材を強化する予定です。

床下を断熱・効果的な方法。気密化する京都向日市こ育て想造工務店まつゆう

床下を気密化するために、床下を潜ってみました。
松田貴雄

そして今回はLDKの保温化の為に、床下の気密作戦をやってみました。

床下の冷たい空気が部屋の中や壁の中に入ることを防ぐために、
発砲ウレタンとコーキングをもって入っていきます。

20年位以前の家の構造では、
床板と土台の間に下地材(根太)があるので、
下地材の合間から床下の冷たい空気が壁の中に入っていきます。
その冷たい空気が、壁と床板の隙間から室内に入ってきます。
このすき間風が部屋のをが寒くする原因となっています。
また、外壁の中も薄い断熱材しか入っていないので、
床から壁を通って2階や天井裏まで通っていきます。

そこで、床下の下地材の隙間を埋めることにしました。

キッチンの給水や排水、ガス管配管が床下から室内へ貫通した感の周りの隙間と、
床下地と土台の隙間を充填しています。

昨年発泡ウレタンを施工したキッチン下。

奥の基礎際と配管廻りのピンク色が施行したところです

次はダイニングやリビングのの隙間を詰めることにしました。

床下の隙間充填 作業前

↓ 埋めてみました。

ウレタンで隙間を埋めた 作業後

この作業の後は、室内気温の安定化は良くなったと思います。
他にも処置もしたところもあり、暖房効率は効率は上がりました。

この気密、気流対策は床をめくった現場で既に施工して有効でした。
少ない費用でできるので、これからの現場に生かせる、良い工法だと思います。

 

京都向日市 子育て想造工務店-まつゆう-
自然素材で健康的に暮らせる家づくり
新築・注文住宅 やさしい家 全棟断熱・耐震計算
高気密・高断熱・高耐震の高性能住宅
リフォーム・リノベーション
ホームインスペクションで安心して暮らせるリフォームを

 

忠告です。
実際、入れないお家の方が多いと思います。
僕も出られないのではと不安を感じながら作業したので、
本当に怖かったので、一般の方は絶対真似しないでください。

 

60周年を迎えて

2024.01.15 Monday

皆さん明けましておめでとうございます。

2024年に入り、1日目から大きな災害が起こりました。
石川県能登地方の地震で被害にあわれた皆さんにお見舞いを申し上げます。
テレビからの映像を見る多義に胸を締め付けられ辛くなります。
被災地の皆様が安全を取り戻し、一日も早い復興を心からお祈りいたします。

これまでの大きな地震災害が起きるたび、映像に映る家屋の状態が気になり食い入るように見ています。
また私や専務は役目で現地に入ることもあり、その状況を見る機会を頂く貴重な体験をしています

昭和56年から、家の強度に対する規定も何度か改訂され強くなっています。
また、長期優良住宅や耐震等級の改定などで、私たち工務店だけでなくお施主様の強度に対しての意識も向上しています。

弊社も新築は全棟許容応力度での計算をさせていただきそのお家の強さを確認させていただいています。
京都の狭小地では長期優良認定が修得出来ないような条お場所も多いのですが、
そんな場合でもお施主様のご要望をお聞きし、対応するようにしています。

また、リフォーム・リノベーションも新築の時と変わらない意識で家の強度を考えて提案させていただいています。

弊社も今年60周年を迎えることが出来ました。
現在の住宅建築において、耐震・断熱・そして気密などの性能を、お施主様の希望と価格と検討して組み込んでいく事は当然です。
家の性能も、まつゆうの家づくりの性能も、時代のニーズ以上に向上しています。

地元密着の工務店として今後も頼れる存在であり続けることが出来るように頑張りたいと思います。
2024年もどうぞよろしくお願いします。

 

2024年1月お餅つきにて スタッフ一同

 

京都・向日市 子育て想造工務店 まつゆう
松雄建設株式会社 代表 松田貴雄

断熱の差を体感!住まいスタジオで学べたこと

2023.12.08 Friday

皆さんこんにちは。
まつゆう代表の松田です。

最近、車の運転中に横断歩道で止まるように心がけています。
止まらないと交通違反なので止まることが当然なのですが、
焦っている時などついつい通り過ぎることもあるので気を付けています。
渡ってられる方から会釈をいただいたり、
反対車線で止まる車の方とアイコンタクトできたりすると、
こちらの気持ちも暖かく、嬉しくなります。
私が横断歩道を渡ろうとする時にはまだ止まらない車の方が多いのですが、
止まって下さった車には「ぺこり」と頭を下げるようにしています。

 

さて、前回のブログでもご紹介させて頂いた通り、
先日お客様方と南港LIXILショールームへ行ってきました。

キッチンや浴室などは京都でも見ることが出来るのですが、広い空間に多くの種類や色の展示があるので、
こだわりを持って比べながら選びたい方や、お子さまと気兼ねなくご覧になりたい方には最適なショールームだと思います。
私はサッシの構造や性能、最新のIOTなどが見ることが出来て、
お客様に商品の差や性能をお伝えるる知識が得れて良かったです。

そして、南港LIXILさんにある「住まいスタジオ」は断熱の必要性を皆さんに伝いている私にとってもいい経験となりました。


住まいスタジオの全景です。
0℃に冷やした空間に断熱の状態が異なる部屋を作り、それぞれエアコン温度を20℃に設定して温めてありましたが、部屋の環境は全く違いました。

平成28年度基準の「今の部屋」のサーモモニターです。
赤が暖かく黄色が中間で青い色が冷たいところですが、窓回りや、部屋の端の床部分が青くなっています。
実際に青い部分に触れてみると冷たいと感じました。

断熱リフォームをした部屋のモニターです。
青いところが殆ど無くなり、ほぼ黄色か赤色の表示になっています。
部屋の中にいても寒さを感じる場所は無くなっていました。

 

部屋の中で座っている時に、4℃以上温度差があると不快に感じるそうです。
今の部屋では、頭とくるぶしまでの温度差が6.3℃で、リフォーム後の部屋は1℃です。

部屋の中に広げると、
リフォーム後の部屋は2℃しか差が無いのに対して、今の部屋は11.5℃の差があります。
今の部屋では窓際や床の隅、テーブルの下などは寒さを感じ、
暫くすると足先が冷たくなり、部屋にいることが辛く感じていました。

リフォーム後の部屋は、洗面スペースと1つの空間になっていましたが、
それでもどの場所にいても暖かく、快適になったなと感じました。

この画面では、断熱力が高く室温が安定する家に住み替えると、
気管支炎やのどの痛み、アトピーやアレルギーなどの症状が改善する割合が高くなることを示しています。

くらしスタジオでの経験の中での一部をご紹介しましたが、
ここでご紹介する以上のことをこの施設で体験することが出来ます。
ご参加していただいた方々も「自分自身で体験すると、本当に分かりやすかったです」と言っていただけました。
まつゆうのモデルハウスでも少し体感していただけますので、よかったら来てください。

「断熱の良い家」にしてどれくらい変わるんだろ?
暖かくなるのは分かるけど、そんなに差はあるの?と思っておられる方も多いと思います。
日本は四季があり、どんなに夏が暑くても、冬が寒くて辛くても、少し我慢すると春や秋になり過ごしやすくなるので、我慢強い日本人は1年中快適にできることに目をそむけている気がします。

また、寒い家で暮らすことが危険になることもあり、
政府の広報でもオンラインで「ヒートショックで家の中で亡くなる方は、交通事故の2倍」と出ています。

ヒートショックは特に気温が低くなる脱衣所や浴室と浴槽の中で、
温度差によって急激な血圧上昇が起こり、失神や死にいたることをいいます。
特に冬場の高齢者は血圧の変化が起きやすく注意が必要です。

家まるごと改修が理想ですが、普段暮らす部屋だけや、洗面とお風呂だけでも
改修をされてお客様からは「リフォームして良かった」と感想を頂いています。
断熱改修をすると命の危険性が少なくなるので、是非お考え下さい。

 

子育て想造工務店 まつゆう
地域密着・気軽にご相談していただける工務店です。
自然素材と確かな技術でご満足いただける家づくりを
京都・向日市の工務店 松雄建設株式会社

新築工事 12回の社内検査

2023.11.17 Friday

皆さんこんにちは。
今日は外壁工事完了後のチェックに行ってきました。

まつゆうの注文住宅《やさし家》は12種類の検査を実施しています。
その検査項目は・・・・

① 現場着工前の敷地調査・地盤調査
② 【まもりすまい保険】による基礎配筋検査
③ 基礎完了後の天端レベルチェック【自社チェック】
④ 【建築主事】による 構造金物検査。
⑤ 外部防水シート完了後チェック【社長チェック】
⑥ 【まもりすまい保険】による防水・金物検査
⑦ 無垢フローリング製品・施工方法チェック【社長チェック】
そして、
⑧ 外壁工事完了後のチェック【社長チェック】
⑨ 【建築主事】による完成後の検査
⑩ 美装工事後の完了チェック【マリちゃんチェック】
⑪ 引き渡し前の施主様立会チェック
そして引き渡し後も
⑫ 1年・5年・10年の定期検査です。
弊社の新築やさしい家の品質は

国、第三者機関、そして僕やスタッフの厳しい眼で管理しています。

検査やチェックはミスを無くだけでなく、最近では
職人たちの意識も向上と同時に品質も向上してきています。

私の立会いが必要な件さが3回ありますが、今日はその中の⑧番目の検査に行ってきました
今日は晴天で、ぽかぽか陽気で、そんなん時は足場の上も気持ちですね。
亀田足場
亀田屋根
監督の隈元くんは屋根のチェック中[emoji:e-68]
どの現場も僕は粗探しのようにチェックヶ所を見つけようとするのですが、
残念ながら・・・今回も指摘箇所は0でした。
良い職人、いい監督に育ってくれて嬉しいです[emoji:e-278]

 

京都向日市 子育て想造工務店 まつゆう
松田貴雄

まつゆうの考えるデザインー外観-

2023.11.07 Tuesday

新築の家ではデザインハウスが注目されて久しくなります。

SNSの普及と共に、写真映えすることがお客様のニーズになり、
質感や色遣いや装飾などをカッコイイよく、見栄えする仕上がりが注目されているのだと思います。

デザインとは「設計」や「意匠」を意味します。製作物に必要な機能や特性を検討し、
構成を考えることや、形・色・配置などの装飾を工夫することです。

外観はその家の印象を一番に感じることで、
住む方の気持ちも左右することもあると思います。
その中で私たちが考えるデザインは
室外は、雨や風、気候などの自然の中で安心して永く暮らし続ること。
室内は、日常生活をより豊かに暮らすことが出来る。
そんなデザインを心がけたいと考えています。

特に家の形はシンプル(真四角)に近い方が構造的にも強い家になります。
屋根の形も段差が少ない方が雨漏りの危険性も減り、耐久的にも優れています。
これまで100件以上の雨漏りを直してきた経験でも、屋根の形が複雑に入り組んでいる部分が原因として多かったと思います。
また、屋根や庇を壁より大きく張り出すことにより雨漏りの危険性が少ないカタチ(構造)になります。
窓回りや壁の劣化を防ぐためにも、雨や風に強く、長持ちする構造にすることが大切だと考えます。

 

窓は自然光を取り入れ、住宅内に温かみをもたらし、住む方の生活を快適にします。
外から見た印象にも関連しているのですが、室内で求める生活の仕方から、明るさや風通し、プライバシー、
断熱性や気密性との兼ね合いもなど考えて窓の位置や高さ、形状などバランスを考えて配置を決めます。

以上のことから、シンプルな家づくりこそ、長く安心して暮らせる家づくりに繋がる要因だと考えています。

 

 

 

実はシンプルなデザインには他にもおススメすることがあります。
先ず、複雑な形状を作るための余分な費用が減ることになるので、価格も抑えることが出来ます。
また、外壁や屋根の面積もも少なくなり、断熱的にも、気密的にも有利になることが多いことです。

 

しかし、決して外観の實生をないがしろにしているわけではありません。
シンプルな形にも可愛さやカッコ良さなどもデザインしたいと思っています。

  

外観は道行く方やご近所の方々から見えるお家の顔でもあります。
永く住み継ぐことができることや日々の暮らしが快適になることを大切にしながら
バランスを考えてプランしていきます。

 

室内も実用性と暮らしやすさと、見て気持ちの良いスタイルにも注意を払いたいですね。
機能と形を両方から考えながら、永く使い続けることが出来るデザインを提案したいと思います。

京都・向日市の地元密着工務店です。
気軽にご相談ください。

子育て想造工務店-まつゆう-
自然素材を使って健康的でやさしい家づくり。

同窓会から富士山へ

2023.08.19 Saturday

学生時代の友達と富士山に登ってきました。

きっかけは半年前、
早期退職の一人が関東に行くことになり、
送別会的な同窓会の終わりに
「次の集まるのは誰かの葬式かな?」って放った言葉でした。
散り散りになると会えなくなるので、
富士山登山を提案して、実現しました。

早朝から臨時駐車場からバスで5合目登山口へ

台風と台風の合間でお天気にも恵まれました。

3000m付近は富士山の傘の部分でガスが出ます。
用意したパンの袋は気圧の減少で膨れ、
空気も薄くなり息苦しさも感じます。

8合目頃から友人たちの足が重くなり
ペースは遅くなりましたが何とか足を運び・・・。


3200m辺りからは雲の上にでます。
少し神の領域の感覚を感じます。

鳥居が見えたら山頂です。

私は登山をしているのですが、
初めての登山の友人もいて、
この挑戦は過酷だったと思います。

当面会うことは無い寂しさから
放った一言でだったけど、
学生時代に建築を一緒に学んだ中ですが、
設計士や共同住宅の提案監理している友達など、
久しぶりに昔話に花を咲かせたり、
現在の建築状況の意見交換をしたりと
有意義な長無しが出来たりと、
登頂出来て嬉しかったです。
同じ時間を共有できて良かったです。

松雄建設株式会社 松田貴雄

住宅の質-家の性能とは。

2023.07.20 Thursday

皆さんこんにちは。
7月に入り暑い日が続きますが如何お過ごしですか?

私は先日、長野県の標高2942mの白馬岳に登ってきました。
足元に雲海がひろがりる山の稜線を歩くと神々の領域に来たようで気持ち良かったです。
山頂宿舎に泊ったのですが、山頂付近は10℃以下になるので寒かったのですが、
登山用の服は保温性と速乾力があるインナーや防水力はあるのに汗は通すアウターなど、
過酷な環境から体を守るための性能が大きな味方になってくれて快適に過ごすことができました。
我慢をすると体力も消耗するので、運動の為には環境を整えることも大切だと実感しました。

 

近年の家も服以上に、保温や換気、結露対策、強さやなどの仕組みが当然になり、
快適に暮らす方が快適に、新築などの住宅を作る時、その家の「性能」を評価するようになっています。

家の性能は主に①耐震性能②断熱性能③気密性があり、数字化して表します。

①耐震性能 建築基準法のレベルを等級1。その1.25倍が等級2、1.5倍が等級3

②断熱性能 7等級まで設定され、2025年には等級5が義務になるといわれています。

③気密性  密閉性が良いとされる目安としてC値=1が上げられます。

弊社がこれまで建てさせて頂いたお家での最高値は
耐震性能は耐震等級3(最高等級)
断熱性能はは等級6(UA値=0.4)
気密性のC値=1です。

性能を上げるには、工事費が必要になります。
間取りや、選択にも制限が出ることもあります。
例えば、窓サッシの数は少なく、小さい方が有利になることが多いです。
壁量を増やす為に、熱を逃がさない為に、すき間を減らす為にも効果的なのです。

また、断熱を強化し、気密の性能を上げると結露対策も必要になります。
換気扇やエアコンの効果が良くなるので、空調設備での管理が効果的になります。

機械で環境管理も一つの手段ですが、
弊社がおススメする無垢の木やフローリング。
珪藻土や羊毛断熱材などの自然素材も湿度コントロールに力を発揮します

とにかくそれぞれの数字が高ければよいというわけでは無いので、
暮らし方のご要望をお聞きし、それぞれの性能の必要性を考え、
費用のバランスを考慮してプランにすることが大切です。
弊社のやさしい家も断熱や結露に対してバランス力を発揮してくれています。
良かったらその仕組みを聞きに来てもらえたら嬉しいです。

高性能な家づくりは新築だけでなくリフォームも可能です。
弊社への依頼も設備交換系に性能アップ系リフォームが増えてきたのも嬉しい傾向です。
無垢のやさしさを活かしつつ何が大切なのかを一緒に考えながら
快適な家づくりができれば嬉しいです

京都・向日市 子育て想造工務店 まつゆう 松田貴雄

 

白馬の山の写真です。

長野県白馬岳の頂上宿舎から日の出前の写真です。
足元に広がる雲海が神秘的。そして、右端に富士山の頭が見えました。

地元で仕事を続ける意味

2023.06.09 Friday

皆さんこんにちは。
今年の梅雨は・・・京都では雨はまだ少なめのように感じますが、
南を通る台風の影響で強い雨をもたらせるような情報がありますね。
準備が必要かどうか、災害に対してもアンテナを張る必要があるようです。

先日、木工教室を開催しました。
「お父さんが娘さんのために頑張るミニキッチン作り」です。
まつゆうの打合せルームにはミニキッチンがあります。
打合せ中のお子さんが楽しそうに遊んでくれる姿をみて、
作ってもらえる機会を作ったわけです。
お父さんたちは苦戦しながらも頑張って完成させてられました。

され、松雄建設は子育てをされるご家族の気持ちに寄り添い、
やさしく健康的に暮らせる家づくりを心がけています。
2006年に子育て想造工務店としてやさしい家を発表させて頂いた時は
私たちが自身が子育て真っ最中の中で、
小学校の役員をしていたこともあり、様々なご家族とお話しする機会がありました。

シックハウスで困っているご家族のお話や、
働くお母さんが増え始め、家事の大変さなどのお話を聞くことも多かったので、
家に求めるニーズにも広がり、住宅も多様性をが必要になったころだと思います。
ご提供したい住宅にはどんな工夫があれば暮らしやすいか?安らげるスタイルとは?など、
まだインスタグラムも無く、スタッフで話し合いお施主様の話もお聞きしながら作っていった記憶があります。

政府も長く住み継げるいい家づくりを促す政策を進める「長期優良住宅制度」を2009年にスタートさせています。
弊社も早速次年度には取り組み、数値や国のお墨付きを頂いた安心して暮らせる家をお届けできたと思います。
やさしい家をベースにし、その後この15年間は住宅業界も、毎年のように変革が必要な場面があり、
技術の革新、ニーズの変化、政策の転換等に対応し、やさしい家も成長してきました。

 

家は使い易く、安心して、快適に暮らせることが大切だと思っています。
この安心して暮らせること、快適に過ごせることが出来る家の骨格や造りを、
責任をもって設計し創り上げることが最低限の工務店の仕事だと思います
そこに、ご家族の生活スタイルに合った間取りや好きなテイストを重ねていき、
そのご家族だけのお家が出来上がります。
お家はそのご家族に合う形や姿になっているはずなので、
松雄建設で建てさせて頂いたお家はデザインが様々です。

そして私たちとしては引渡しを終えてからが大切だと考えています。
メンテナンスや手直し、またお家の困りごとなどを伺いながら
良い距離感を保ちながら長くお付き合いが出来ること必要です。

50年以上向日市で営み、向日市だけでも毎年20~30件のお家と携わってきたので、
1000件くらいになるのかな。本当に多くの方と出会い、お家づくりや直すことをさせて頂いています。
近くにいるからこそ、出来るだけ早く駆けつけることが出来ます。
駅前や、お祭りなどでお会いすることも多いですし、小学校の中でお会いすることもしましば・・・。
なので、10年後、20年後にお会いした時も「良かったよ」「ありがとう」と
思っていただける関係やお家であることが、私たちの地元である存在意義だと思います。

私たちの評価はこれまで弊社とのご縁をいただいた方々が示して頂いている。
これからも、ご縁をタ大切に、いい家を造り、正直に進みたいと思います。

ミニキッチン完成

京都・向日市 子育て想造工務店まつゆう

 

 

化粧系リフォームと体質改善リフォーム

2023.05.14 Sunday

皆さんこんにちは。
朝夕は寒さも感じますが、
日中は過ごしやすい季節になりました。
コロナの期間で家の中の環境を良くしたいと感じた方も増え、
お家の改善リフォームの相談が増えています。

断熱工事を奨める補助金があることも増加の要因ですが、
お家時間が増え、これからもその家で長く暮らすことを考えた時、
耐震などの安心と、暖かさなどの住環境を改善をしてお家の中の快適を求める方、
また、電気屋ガス代が高くなり断熱性などの省エネを求める方が増えたと思います。

このブログのテーマの化粧系リフォームと、体質改善リフォームですが、
(どちらも私がイメージから名前を付けたので公に通じる名前ではありません)
化粧リフォームとはキッチンや浴室の設備の交換や壁紙や外壁の塗替えなど
表面を新しくきれいにすることや商品の交換などのリフォームをしましてます。
体質改善は、建物の構造や仕組みの部分を強く向上する工事で、
生活空間の環境を向上させるためのリフォームです。

そして、この体質改善のリフォーム依頼が増えています。

体質改善リフォームは一つ一つそれぞれの建ても物も
新たな希望も同じ状況はありません。
知識や経験の他に予想する力やその物件ごとの判断力が必要です。

打合せはしっかりと。

弊社のスタッフは6名ですが、
新築を年間平均6棟とフルリノベーションを年間平均5件くらい、
リフォームはメンテナンスも合わせて200件くらいです。
私が約30年、スタッフも平均25年くらいお引き渡ししてきたわけですが、
計算すると約5000軒以上を経験しています。本当に感謝しかありません。
リフォームに資格はあまり必要ではないのですが、
2級建築士4名・1級施工管理技士1名
ホームインスペクター3名
住環境福祉コーディネーター2級1名
宅地建物取引業者2名など

資格も現場も経験豊富な技術者が多ことも大きな財産だと感じています。

解体後もしっかり調査

先ずはお家に行かせて頂きホームインスペクション(住宅専断)をします。
家を全体的に点検、観察し、現在の構造、劣化状態、傾きやひずみのチェック。
屋根や外壁、基礎の状況判断や水道・ガス・電気などのライフラインの状況。
表面よりどちらかと言えば、中身を見たいと思います。
安全に暮らせるのか、何を活かせるのか。

向日市のリノベーション事例です。

古建具ガラス窓を利用

だからあまりカッコイイだけの提案は出来ないかもしれません。
既存の住宅なのでお客様のご要望を全て叶えることも出来ないこともあります。
どこまでが可能で、それはなぜなのか、しっかり説明するが大切だとかんがえ、
難しい時や、ご希望通りの提案ができないときは、
可能なことを考え、「予想より良いかも!」と感じてもらえる工夫を
そして、お友達を招いた時「羨ましい」と感じてもらえることも、
出来るだけ加えて提案したいと思っています。

古材を活用しカウンターやテーブルに

コンパクトにリニューアルしました。

そして大切なことはコミュニケーション。
気持ちが通じ合わない時は進めない方がよいので、
もっと詳しく説明をお願いして話してもいましょう。
それでだめなら考え直してみる方法も良いかと思います。

気軽に話してみて下さい。

小さいけど、技術者集団です。
向日市近郊で50年、5000件以上の実績。
一度、相談に来てはどうですか。

 

京都・向日市 子育て想造工務店

 

間取りの考え方-バルコニーのないお家ー

2023.04.05 Wednesday

皆さんこんにちは。
暖かくなり腕まくりが気持ちいい季節になりましたが、
皆さま如何おすごしでしょうか。
私は桧科の花粉の攻撃を受けて、3月後半から咳が止まりません。
花粉の季節が早く終わってほしいです。

4月1.2日のやさしい家完成見学会は、お天気も良くお花見日和でしたが、
思ったより多くの方にお越しいただけたので嬉しかったです。
ご来場いただいた方からは建築費の高騰についの質問を頂きました。

2020年頃から始まった建材の値上げにより弊社の建築費も15%ほど高くなり、
現在もPanasonicやLIXILやトクラスなど建材メーカーの値上がりは続いています。
木材も輸入材は高止まりしている状態ですが、
やさしい家で使う紀州産の桧と杉など国産材は
産地から決まったルートで仕入れができる仕組みがあり、そのおかげで木材の調達や価格変動が比較的コントロールできています。
しかしコロナが収まり戦争が終わっても価格の戻りは少ないと思うので、
どうすれば少しでも建築費を抑えることができるのか考えたいと思います。

建築費を抑えるための間取り作りとして、
効率の良い間取りの作り方を考えてみます。(間取りは91㎝×91㎝のマスを組み合わせる要領で作成します)
例えば、1階と2階の大きさを同じ形に揃えて真四角に近づける。また、
1階と2階の壁の位置を出来るだけ合わせるなど家の形が単純なほどコストは抑えることができます。
そして、最近の傾向では「バルコニーを無くす」というご要望が増えてきています。

 

 

お引渡しから数年後の点検などでご訪問して感じたのですが、
外観をかっこよく見せる狙いで付けたベルコニーは
殆ど使ってられなく使ってられなくて、
汚れて雨漏りの原因にさえなっているケースがあります。
また、最近では室内乾燥機(カワックや乾太くん)が普及しています。
黄砂やPM2.5や花粉、またゲリラ豪雨で洗濯が濡れてしまうことになったり、
様々な要因から室内干しをされ、バルコニーを使わないことが増え、
特に共働きのご家族には室内干しに良い環境を作ることも大切になっています。

バルコニーを付けるには畳2枚分くらいで約30万円が必要です。
バルコニーを活かして生活する方には必要な金額ですが、
バルコニーを使うイメージが少ない方は、
メンテナンスのことも考えて無くすこともありかもしれませんね。

その他、バルコニーは侵入者には都合の良いところで防犯意識も必要で、
その逆で、いざという時家から逃げるためには必要になる場所でもあります。
その辺りも総合的によく考え、プランニングできればと思います。

京都向日市・子育て想造工務店 まつゆう
創業60周年向日市で地元密着し頑張っています。