子育て想造工務店 松雄建設株式会社

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行列の先頭

2008.11.14 Friday

長岡京市で《 ガラシャまつり》という祭りがあります。
そのメインは11月第2日曜日に行われる行列運行です。
その行列の先導役を今年も担当しました。
今年で4年目なのですが、毎年難しさを痛感して終わります。
この行列は先頭から
実行委員長・マーチングバンド・長岡京市長・歴史文化行列・お玉さんの輿入れ行列、
そして市民祝い行列と連なり約2キロ歩きます。
総勢約1000人・長さ800m・先頭から最後通過まで45分。
その先頭で速度を調節するのが一番の役目です。
平均的に歩く速度は身に付いているのですが、
行列は信号や踏切で分断されたり、
それぞれがパフォーマンスをしながら歩くので、
歩く速度が異なったりします。
後方は見えないので各ポイントの仲間から無線で状況が届くのですが、
実際には充分に把握し切れません。
後ろで分断するとペースを落とし迫ってくるとペースを上げる、
でもこの大人数、この長さです。
速度調整が後ろに届くまでのタイムラグもあります。
そしてあまり後ろの状況を加味しすぎると全体運行時間からずれる事にもなります。
また、前後が詰まったり開きだすと行列に不安感が漂います。
情報を把握し判断して速度微調整はするのですが、
余り惑わさせずに速度のブレを最小限にして刻んでいく事も大切。
考えると、経営の要素に似ているなと感じました。
ぶれない軸と、危機に対しての状況の判断にに寄る微調整。
全体の方針は効果が直ぐには出ないが、ぶれない芯信念のこころ、
その時その時にも状況判断をして短期の調整。
危機が目の前に迫っても対応はしても理念の軸は変えずに進む。
理念と方針見たいのかな。
うまく纏める事が出来無いのですが、行列先導もなかなか奥が深い役目です。