まだ五部咲き
2007.04.01 Sunday
カテゴリー:社長ブログ
2007.04.01 Sunday
2007.03.29 Thursday
3月25日午前9時42分ごろ、北陸を中心に強い地震。
輪島市では200棟以上が全・半倒壊との知らせです。
画面から飛び込んでくる建物倒壊の映像は
殆んどが古くからの木造家屋で、
瓦屋根がその形のまま地面近くまでおちています。
屋根が土を使った瓦で、
1階部分に大きな広間が続いているか、
開口が広く取られているかと見えます。
足元が不安定で頭部分が重く、
筋交もか金物も殆んど使用されていない
築40~50年位は経た建物なのでしょう。
今日築40年の同様な構造の建物を調査してきました。
建物は言うなれば構造的にもしっかりした組み方で柱も梁も屋根も基礎も40年前では一流の建築物でしょう。
しかし、基礎と土台・柱と梁への締結金物も筋交も火打梁も確認できませんでした。
自重に対しては充分過ぎる構造なのですが、
横揺れ、上下の揺れの引抜には全く対処がされていないんです。
阪神淡路も北海道も北越も今回の能登もこの引抜への対処不足が
倒壊の大きな要因の一つです。
今回たまたま同時期に同様の構造の建物で
地震対策の仕事をお受けできたのも、
気を引き締める上でも良い取り組みが出来そうです。
安心して工事完了後を過して頂けるように、
研究し、施工させて頂きたいと思いました。
2007.03.27 Tuesday
昨夕友人より電話があり「相談があるから寄れへんかぁ?」とのことだったので急ぎの仕事を済ませて友人の仕事場へ出で向きました。
彼はこれまでも仕事の紹介もしてくれる良い友人です?
彼の店の従業員さんの相談への相談でした。
実は数ヶ月前にその従業員さん、購入したい物件があるのでと以前にも相談は受けた事が有ったのです。
その時は既にその案内販売所で申込書を書かれていたので、仕事的には入れなかったのですが、アドバイスはさせていただいた方でした。
さて、その物件への入居も決まり、テラスと雨戸を追加で着ける為の見積もりを販売会社から提示してもらったのですが、金額的にどうか?
場合によっては弊社で出来ますか?という相談でした。
金額的には一般的な値段~1割程度高いかもしれない程度でした。
そして、販売会社からは他社で施工された場合は外壁に関しての補償が出来ないと言われたそうです。
最終的には「弊社でも1割引なら喜んでさせて貰えるよ、でも5万円と言うお金は大きいと思うけど、大きな部分で補償を捨てる金額とは言いがたいのでは」とアドバイスさせて頂きました。
我社としては目の前の受注を頂き、その工事を全うすれば仕事になったのかも知れません。
僕は家に関することなら何でもまず相談してもらえる事が、生きる道だと自負しています。もちろんそれが仕事にも繋がるのでしょう。
彼(友人)とはお互いこの町で生活し商売し、根付いてゆくという点でも共通しています。
住宅に関しては松田に聞け!を言ってくれる数少ない理解者です。
その期待にも応えたいといけませんね!!
2007.03.22 Thursday
仕事の受注には流れが存在します。
難航していた案件の受注が決まるり、その跡1~2件決まるようにもって行くと、それまで止まっていた受注が一気に決まって行きます。
それまで全く声も掛かってなかった案件まで飛んできたりします。
逆に安心していた案件が何かの理由で白紙に戻ったり、忙しい時期を乗り切ってほっとすると仕事がなくなっていたり、、、。
そうなると足掻いても、中々上向きになりません。
もちろん動きの中で起こる必然性の部分もあります。
忙しいあまりに次の仕事の営業や管理を怠っていたり、お待ちしてくださっている見込みの客様のフォローが疎かななっていたり、その家族の動向が目に入っていなかったり・・・。
そんな要員を差し引いても流れや勢いが存在しているようです。
実はこの2~3月忙しかったのですが4月が落ち込みそうです。
そこで、5月に相見積もりの仕事が決まった途端5~8月の仕事の8割の目処が立ちました。
この流れ、勢いを大切にしたい!!が今の心境です[emoji:v-91]
2007.03.20 Tuesday
2007.03.15 Thursday
昨夜の贔屓に通っている料理屋さんでの事です。
東山の石塀小路にあるのですが、
昨夜は花灯篭が開かれ賑やかにしていました。
その料理屋のカウンターで長く働いているアルバイトの女の子が
3月末で辞めると聞きました。
国公立の建築学科の大学院で勉強していたのですが、
卒業を1年残し北海道の建築家の下で勉強したいと決意したそうです[emoji:e-420]。
もちろん無給です。
その後海外へ勉強に行きたいとも・・・。
その眼は輝き、夢に向かって自分を磨く姿がありました。
私も建築学科卒ですが・・・、
とても彼女の熱意の足元にも及ばない事に恥ずかしささえ感じました。
しかし少しでも足しになればと自分の経験からの言葉を欠けました。
もちろん刺激も貰いました。
今度会った時には恥ずかしくない、堂々とアドバイスできる気持ちを持ちたいと思いました。
2007.03.12 Monday
日曜日は原則的にはお休みです。
私がこの業界に入った20年程前は日曜日は休みでは無かったですね。
現場の職人は日給月給(1日の賃金×月の労働日数を月末支払い)のので手取りを上げる為に少しでも働きたい思っていました。
もちろん他の業界に比べて建築業界は労働環境の改善は最後でした。
そんな建築業界も今日では職人も日曜位は休みたい。
現場も近隣への配慮から休むのが当然になってきました。
昨日は土日指定の仕事の現場管理が1件。
先行発注品の確認に店舗改装を再来週の月曜日に控えている京都市内の美容院のお客様の所へ1時間。
昼は事務所で書類確認とPTAの書類作り。
夕方からは以前から同居を希望されていて、
ようやくお子さんの転勤が決まり住居をどの様な形にするかの意見や思いが食い違っているお宅への相談をまとめる為に行ってきました。
今回はお互いが歩み寄る気持ちを持ってられることなのでお話しの受けがいがあります。
そして日曜だけは早い目に家族揃って夕飯を食べる事が出来ます。
ボランティアの無い日曜は決まってこんなスケジュールが多いですね。
でも充実した日曜の過ごし方かもですね。
そんな私の日曜はボランティアの地域活動が
2007.03.09 Friday
今日は損保の研修に出てきました。
我社は日本興亜の代理店をしているので、2~3ヶ月に1度位で
研修があります。
今はコンプライアンス系統の研修が多いのですが、
今日はお客様のご要望に沿った内容通りの契約をするためのチェックシートの義務化の研修でした。
最近、お客様とのトラブルによって保険会社や代理店への訴訟が増えてきています。
コンプライアンスと同時に契約時にマニュアル化したシートで的確に確認できるようにするためのものでした。
簡略化や便宜を図る事が出来なくなり、きっちりとした作業が必要になりました。
背地が無い世の中ですが、最終的には大きなお金が動く事です。
お客様の安心のためにも必要な事なのだと感じました。
2007.03.08 Thursday
ブログを始めたご挨拶の中で建築は中身がわかりにくいと書かせてもらいました。
どんな風に進むのか?
どんな形に出来上がるのか?
どれくらいこの家のための工事をしてくれるのか?
そして工事費との兼ね合いは?
工事が進むにつれ、出来上がって、請求されてやっと見えてきた。
或いは住み始め、何年か経過してから発見した。
そんな体験をしたかたも多いのではないでしょうか。
実際100%把握は難しいでしょう。
リフォームに関しては正直プロの私たちでも蓋を開けてから判断する事も多いのです。
だからあえて全てをお話しせずにスタートする事もあります。
だからこそ今大切にしているのは
お客様ご家族ととことん話し込み生活観を感じ、そのご家庭のこだわりを把握してからご希望を把握する様にしています。
この部分をないがしろにすると完成でずれが生じるのです。
お客様はイメージを形にして欲しいと願われます。
パースや鳥瞰図で外目のイメージは合致するかもしれませんが、使い方までは写りません。
少しでもお客様と同化する。これがクレームの少ない、イメージに近い結果が出ると信じています。
2007.03.07 Wednesday
突貫工事が終わり少し時間には余裕が出てきました。
ならばブログも更新できるのでは・・・。
暇な時こそ色々なことが出来るはず!
意外とそんな事無いのです。
スケジュールがスカスカだと計画もたてなかったり・・・
寝る間も無いほどになると仕事に師匠が出ない事は後回しになります。
これは当然。
でも全くする事が無いわけでは無いので、
1日終わりに「今日は何していた???」って
実感が持てない過ごし方をしてしまいがちです。」
やはり少し忙しめが良いですね。
充実している時は昨夜にうちに頭にスケジュールを並べ、
必要な順位と効率を考えてシュミレーションしてからから寝ます。
そうした時の方が隙間の時間や、遊びの時間を作り出すために積極的に行動したりします。
時間は自分で作り出す。が実践できるのです。
でも結果は忙しいが前提なんですね。
スケジュールは自分で作り出す!!
これが大切なんです