子育て想造工務店 松雄建設株式会社

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代表メッセージ

カテゴリー:社長ブログ

長期優良バージョン その③

2010.09.10 Friday

ようやく待ちに待った上棟の日[emoji:e-69]
といいたいところですが、
この日を迎えるのに幾つかハードルがありました。
今回は『木のいえ整備促進事業』の申請も提出していました。
これは地域資源活用対象材(国内地産材や合法性、持続可能性が証明されている木材など)を
50%以上使用することが必要条件です。
この建物は100%の使用を予定していますが、
証明できる木材を集めることに通常より時間を要し、
あっちこっち手配して間に合った次第です[emoji:e-330]
さて上棟日はお施主様にも見て欲しいので土曜日に設定[emoji:e-420]
今度は天気予報とにらめっこ・・・
当社の建物に使う構造材は含水率20%以下を使っています。
多少濡れても大丈夫とはいえ厳選した材木を濡らしたくは無いですよね。
どうやら・・・大丈夫そうですよ[emoji:e-112]

長期優良バージョン その2

2010.09.09 Thursday

さて、いよいよ着工です。
普段の基礎と違う点は
①耐震力アップの為か鉄筋の配列が細かく鉄筋量が多いこと
②UB(ユニットバス)周辺の基礎に断熱処理してあることでしょうか
鉄筋は13㎜の異形鉄筋が広い空間では長辺で100㎜ピッチになっているので
かなり細かく配筋されています。
長期配筋
また、浴室周りの基礎から室内の熱が逃げないように断熱基礎になっています。
断熱基礎
人通口も指定の断熱材でふさがれています。
それよりも驚いたのは・・・・基礎の立上り部から出ているホールダウンアンカーの多いこと。
数えてみると22本[emoji:e-2]
これは上棟後に15トン以上の引き抜き力に耐えることが出来る金物と締結されます[emoji:e-267]
これも上棟後に報告しますね。

長期優良バージョン その1

2010.09.03 Friday

景気対策・保険制度・建築許可申請・エコポイント・・・等々
住宅に対する政府の政策は、大手メーカーさんには取入れ出来ても、
小さな地場工務店にはハードルの高いものばかり・・・
でもね。
小さな工務店でもメーカーに負けない《キラリと光る☆ものづくり企業》になる為には
そして、それがいい家造りになるのなら、挑戦してみるだけです。
春4月にやる!と決めて
設計士さん。協力業者さんたち。建築素材メーカー。そして同業工務店仲間。
いろいろな方に相談し、試行錯誤しながら突き進めて行きました。
僕たちは木造住宅屋です。
どうせならと《木のいえ整備促進事業》にも同時申請。
お客様にはモニターになっていただき、ご協力頂き
やっとのことで着工に間に合いました。
長期書類1
建築確認申請・長期優良申請・そして補助金申請の許可書
構造研計算書があるので当然ですが
見てくださいこの分厚さを。
長期書類2
サーモウール(羊毛断熱材)・桧の柱・無垢材・自然素材・・・etc
まつゆうの《やさしい家》のこだわりは全て入っています。
その上で断熱等級4を1.25倍の耐震力を点検・メンテナンスしやすい工夫など・・・
順次皆さん見ていただきたいと思っています。
京都・向日市の小さな工務店の 
ひとつひとつ丁寧にまた丹念に作り上げる家造り
どうぞご覧下さい。

再開します。

2010.09.01 Wednesday

お休みしてちょうど1年。
真剣に人付き合い。
真剣に仕事に向き合う。
どちらも同じ括りにして、書き綴ろうとまとめたのですが、
どうも違うチャンネルの方が棲み分けもしやすく、伝わりやすいような気がしました。
再度、 《まつゆう》の家づくりの姿勢や心意気を伝えるスピーカーとして。
伝えて行きたいと思います。
ボランティア活動を含めた
向日市での人付き合い・甘いものプライベート日記も続けて行くつもりです。
京都・向日市 面白交遊録もご贔屓にお願いします。

夏の訪問者

2009.08.03 Monday

ようやく近畿地方も梅雨明けしました。
暑くなり過ぎると職人は大変なんですが、
じめじめした湿気も豪雨も困ります。
快晴の夕方、
事務所の表に賑やかな声が聞こえてきました。
ツバメ声の主はツバメ
それも7~8羽位がテントのフレームを行ったり来たり。
テントが揺れすぎるので巣は作れないようですが、
元気に飛び回る姿は歓迎すべき夏の訪問者
でも、出入りには頭上注意!

お客様の想い

2009.07.23 Thursday

先日梅雨の合間を縫って《T様邸》の上棟をしました。
降水確率は午後から70%。
雨が降り出した時の、進行具合別の雨対応を頭に入れつつ進めました。
予報が70でもほとんど降らない根拠の無い自信はあったのです。
現場の傍らに作業開始から工事の進み具合を見守るお施主様の姿がありました。
竹内上棟1
お子さんも《将来の夢がクレーン車になること》らしく、
クレーンやブルトーザー等の重機が好きで、
一部始終を興味津々にみてられました。
今日はお施主様が
ご自分の住まいを建てることを最も実感できる日だと思います。
これから数十年家族が成長し、悲喜交交の生活が繰り広げられる舞台です。
じっくり見て、たくさん実感して欲しいと思います。
さて、休憩です。
竹内上棟2
施主様のご夫婦を交えて《車座》で休憩を頂きました。
クレーン好きのお子さんを交えて、楽しい休憩です
さて、
元気充填で2階部分の組み上げに大工たちは上がっていきました

『 忙しい 』って言葉。

2009.07.06 Monday

期間限定の担当現場が竣工し、
7月に入って通常スタンスに戻りました。
この間、多くのお客様・協力業者さん・スタッフ・仲間・家族に迷惑を掛けました。
そんな時『 忙しい? 』って聞かれます。
でも、最近になってこの『 忙しい? 』を使わないようにしています。
お客様からから聞かれても『 ぼちぼちです 』と答えます。
京都的な(ある意味逃げ)言葉です・・・・よね。
忙しすぎると・・・迷惑がかかるでは・・・。
暇すぎると・・・・この工務店大丈夫?
忙し過ぎても、暇そうでも敬遠されます。
どちらでもなく、
でもしっかり経営は安定させている感じを与える
『 ぼちぼちです 』と・・・。
でもね。
本当に ぼちぼちでちょっと忙しいくらいが良いのです
固定の長いお客様に感謝しながらしっかり根を下ろして、
新しいことを吸収しながら少しづつ伸びてゆける
『 ぼちぼちです 』 がベストなんです。
それからね。
先日TVでタレントのベッキーが話していました。
『 忙しい 』は 『心 』 を 『 亡くす 』と書きます。
お仕事は感謝してありがたく頂くのだから、
出来るだけ使わないでいたいな、と。
だからあえて使うときは
『忙しくさせて貰ってます(^^)』と。
小娘に教えられた、
目からうろこの瞬間でした。
ご家族の為だけの使いやすい快適な住まい造り。
漆喰・珪藻土・無垢板の自然派住宅。
京都・向日市で新築・リフォームなら松雄建設まで

戦う男たち。

2009.07.03 Friday

工事の終盤に現場に入るのが内装の職人です。
その中でちょっと気持ちの良い職人に出会いました。
壁紙を張る、クロス工事。
親方に・息子に若い職人が2人。
親方を中心に命令系統も上下関係もはっきりしていて、
誰がどの仕事を受け持つかも阿吽の呼吸。
状況確認から仕事環境を整えて足元を固めます。
下手な職人は先を読み取れず、あせって手を掛け出してしまいます。
そうするとまだ段取りをやり直したり、捗らなかったり・・・・。
真剣な仕事振りは、下地処理に時間を掛けるところでも見て取れます。
見えないところに注意を払い、仕上がりのいい仕事に繋げて行きます。
新名職人は監督に対する要望も打ち合わせも厳しいです。
それは、納得することばかり。
心してかからないと気後れしてしまいます。
そして、
『安心して任せておける職人』であることに気づきます。
仕事に対する姿勢の高さを感じさせてくれた職人たちは
正に『戦う男たち』です。
戦う男たち
そんな奴らは仕上がりも最高ですが、
片付けも、掃除も完璧なんです。
次には是非指名してでも来て欲しい職人集団でした。

完成間近。

2009.06.27 Saturday

急ピッチで進めてきた美容院の工事も竣工間近となりました。
大き目の現場の担当をしたのも久々でした。
毎日現場を離れるのが11時ごろ。
ご近所さんにはかなりご迷惑をお掛けしました。
今では顔なじみになって、
毎日の挨拶も、時には雑談も。
最後の掃除では近隣の玄関ドア周辺を掃除してさります。
内部の様子です。
トリビュート2
オーナーさんこだわりの鏡面のチョコブラウン色。
いすにはまだカバーが掛けられています。
開店準備も着々と。
トリビュート1
お店のポストカードも出来上がりました。
あとは無事に開店をして頂きたいと願うのみです。
京都・向日市で新築・リフォームなら地元密着工務店の まつゆう建設 まで。
自然素材・無垢板。珪藻土。の相談にお応えします。

お施主様に学ぶ。

2009.06.04 Thursday

連日連夜、美容院さま移転工事に半分没頭しています。
急遽移転先が決まり、
不動産契約から着工までが1週間。
移転までが40日。
オーナーさんの美容院のお仕事が終わった
8時ごろから日が変わるまで約5時間を
週に2~3日打ち合わせを重ねています。
そこまでつめると整理と図面作成に追われ、
こちらからアイディアを絞る時間が取れません。
でも、オーナーさんからは次々と新たな提案や発想が
大抵のお客様は打ち合わせも2時間を超えると集中力が無くなります。
でも、オーナーさんは全く熱意が冷めません。
プロの僕たちの方が3時間を回ったころから思考能力が怪しくなります。
新店舗のイメージ作りに凄い熱意を感じます。
担当の麻里ちゃんとも、
『物作りの熱意を、見習わなくては』と自分に言い聞かせました。